〜スティーブ・ロッセ〜
アメリカ生まれ。
サンディエゴ・メリット・コンクール(アメリカ)にて、2度優勝。ABC・ヤング・パフォーマー・オブ・ザ・イヤー「オーストラリア」受賞。‘92年マルクノイキルヒェン国際テューバコンクール(ドイツ)特別賞受賞。
’87年 よりサンフランシスコ交響楽団、RAIトリノ放送交響楽団、アカデミー室内管弦楽団の契約テューバ奏者として活躍した後、‘90年シドニー交響楽団首席テューバ奏者に就任。
’97年には最も権威ある国際テューバ・コン クールのひとつである、ヴェルソ・イル・ミレッ二オ・フェスティバルで、その監督を務めた。
‘98年にオーストラリアの作曲家R.Marcellino氏によって、特にRosse氏の為に作曲された”The Art of Resonance”では、その高度な演奏技術、豊かな表現力を絶賛された。
全世界で年2回行われている、TubaManiaインターナショナル・チューバ・フェスティバルと、オーストラリアで毎年行われている、メルボルン・インターナショナル・ブ ラス・フェスティバルの芸術監督を務めている。
2010年の同フェスティバルで、世界的に有名なブラスアンサンブルである「エンパイア・ブラス」の演奏により、ソロ演奏もしている。
また、映画「スター・ウォーズ / クローン・ウォーズ」「ガフールの伝説」「オーストラリア」「ジャンパー」「毛沢東のバレエダンサー」などの、いくつかのハリウッド映画等のサウンドトラックの収録にも参加している。
最近は、ボストン交響楽団、 サンフランシスコ交響楽団、サンディエゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団に参加している。
現在、シドニー音楽大学、シドニー大学、キャンベラ音楽院などでテューバ・管楽アンサンブルの指導にあたっている。
D.Parantani、R.Bobo、A.Jacobs、A.Torchinsky、R.Tucciの各氏に師事。
また、彼が首席チューバ奏者であるシドニー交響楽団は、今年(2011年)にジャパンツアーが行われる予定になっている。
そして、2010年から ウラディーミル・アシュケナージ指揮により、マーラーの交響曲の全曲録音をしている。